【CL8-1st】アーセナル×バルセロナ

あきらめたらそこで試合終了ですよ


安西先生のこのセリフを知っている日本人は結構いると思う。
そしてこのセリフを知っている日本のサッカー選手も結構いると思う。

アーセナルは、スラムダンクを(たぶん)読んだことのない選手たちの集まりだが、この言葉を見事に実践して、0-2から20分強で、2-2に持ち込んだ。


もう、素晴らしいとしか良いようがない。


マンガを読んでそのセリフに感動するだけなら簡単だけど、そのセリフを実践するとなるとまた話は別もので。
正直、ガナーズが0-2とされた時点で、見ているだけの僕がテレビの前で諦めてしまってました。

ほんと、申し訳ない。
申し訳ない、というか、諦めてしまった自分が情けないのかな。

Arsenal:
FW:ベントナー
MF:ナスリ セスク ディアビ ソング アルシャヒン
DF:クリシー フェルメーレン ギャラス サニャ
GK:アルムニア

FCB:
FW:イブラ
MF:ペドロ チャビ メッシ
MF:ケイタ ブスケツ
DF:マクスウェル プジョル ピケ ダニ
GK:バルテズ

バルサの先制点は、実は、後半に入ってから。
オフサイドを取り損ねてイブラに先制点を許す(46分)。

その伏線が・・

前半のうちに、負傷で3枚のうち2枚のカードを使ってしまうガナーズ。
アルシャヒン→エブエ(27分)
ギャラス→デニウソン(45分)

そしてこの交代により、後半開始からソングがディフェンスラインに入ることに。
この結果、オフサイドを取り損ねて46分バルサの先制点に繋がる。
そして59分、さらにオフサイドを取り損ねて0-2。

リーグ戦では無難にこなしてることが多かったですけどね。
相手がバルサだとそうもいかなかったというところでしょうか。
ソングを責めることはできないなあ


バルサの怒涛の攻めで、前半の20分で点が入らなかったのが不思議なくらい。
それほどに、ガナーズはバルサの攻めに対応できていなかった。特にダニアウベスのところ。
何故か。
クリシーが中に絞ってたからです。
そうせざるを得ないバルサの攻めだったんだろうなあ・・(メッシ対策かな?)

あとは両チームのFWの差かなあ・・
ボールの収まるFWと収まらないFW。
別途書きますが、ベントナーなら、日本代表は何とかなりますよ。きっと。


そしてウォルコットの投入とともに息を吹き返したアーセナル。
趨勢を決したのは、目に見える部分ではウォルコットの得点なんですが、目に見えない部分では、その得点が入る前に、あのメンバーたちの心が折れる/折れないの間で、天秤がフラフラしてたはずなんです。


ウォルコットの得点まで、折れずに耐えることができた理由って一体何なのでしょう。
推測は、まあ、簡単です。
プレミアで優勝争いできていることの自信、だとか。
試合後の円陣に見られるような、共闘から生まれた選手間の信頼、だとか。
年齢を感じさせないセスクのキャプテンシー、だとか。


本当のところが知りたい。
こっそりドレッシングルームを覗きたいです。


その1点が入ってからのガナーズの勢いたるや。
正直、マッチアップしてたマクスウェルに同情しちゃうくらいのウォルコットのスピード。

2点目のあれは、果たしてPKなんでしょうか。
客観的に見て。
少なくともレッドカードではないと思う。


この緊迫したPKを決めて、右ひざを悪化させたセスク。
されども交代枠を使い切っているアーセナル。


あの、足を引きずりながら戦うセスクを見て感動しなかった奴はいるだろうか。
(交代枠使い切ってただけじゃねーかって言うのは無し!)



2ndレグはピケ、プジョル、セスクが出場停止。



MVPは・・

ナスリかな。


【CL16-2nd】セビージャ×CSKAモスクワ

日本では

CL8強に進むゴールを決めても

松雪泰子の破局ネタに負ける


1stレグは、ほとんど奇跡的なミドルシュートで1-1に追いついたCSKAモスクワ。
一方のセビージャはアウェイで引き分けて、ホームに乗り込んできたわけで、優勢に試合を運べるはずだった。

CSKA:
FW:マルクゴンサレス ネチド 本田 クラシッチ
MF:センベラス アルドニン
DF:シェンニコフ イグナシェビッチ ベルズツキ ベルズツキ
GK:アキンフェエフ


フタを開けてみれば、CSKAは4-2-4のフォーメーション。
ちょっと目を疑う風景。

4-2-3-1と言えなくもないが、ほぼ4トップ。
かといって中盤を支配されるわけでもなく。

タクティクス、というのは、ああ、こういうものなのだなあとしみじみ思わされる。
今の日本代表監督には絶対出来ないだろう。


この試合での本田の評価が、この決勝FKだけで決められるのは甚だ心外である。
スポーツニュースのダイジェストだけで、日本代表に本田が必要かどうかを議論せず、とりあえずこの試合を90分、観よう。皆。

1stレグでも書いたように、試合中、ただ一人だけワンタッチプレーでパスをさばき、体を張ってポストプレーをし、ボールを収め、回りのメンツに前を向かせる。

NAKAMURAにセンターを任せられないヨーロッパの監督が、HONDAにはセンターを任せられる理由が、この辺にあると思われる。
ちなみに、ネチドの1点目もHONDAのアシストであることをお忘れなく。


さて、55分のFKに話を移そう。
マルクゴンサレスがUEFA.comに語ったところによると・・
"Honda didn't really want to take the kick,"
Chilean international González told UEFA.com.
"He thought Ignashevich should instead, but I told Honda he had to take it because he has a really good strike on him. Luckily I managed to convince him, but even so I could hardly believe it when the goal went in. "

ホントかよ!!

あの時、3人のキッカーが並んでいて、確かに、マルクゴンサレスがイグナシェビッチに何かを呟いているようにも見える。
あの呟きがなければイグナシェビッチが本当に蹴っていたのかもしれない。
(本田が譲るとも思えないけど)

ただ、試合中、あれだけ本田にパスを出さない、リターンを返さない彼が、こんなところで気を利かせてるとも思えないのだよなあ・・


この後、手を変え品を変え攻め立てるセビージャだが、あくびの出るような30分間だったといえる。

前半のうちに、取れるべきタイミングが2回あって、それらが結実しなかったことが敗退に繋がった。


そのセビージャについて書いておくことがあるとすると。
戦術で負けたのは必然。
ルイスファビアーノもネグレドもカヌーテも、まったく個人技で相手を崩せない。
伏兵であるペロッタがかろうじて押し込んだものの、あまり怖さを感じない攻撃であったといえる。


ただ一人だけ、90分間ずっと1 on 1に勝ち続けていたヘスス・ナバスには拍手を送りたい。



MVPはネチド&本田の2トップに差し上げる。

【CL16-1st】CSKAモスクワ×セビージャ

こんなカードを見ちゃったのはクラシッチが見たかったわけでもなく、ヘススナバスが見たかったわけでもなく。

やっぱり本田圭祐が気になったからです。

GAORAがオランダリーグやらなくなってから何年経ちますかね。
ずっとAZを観ていたかったのに、そしてついでに本田の活躍ぶりもチェックしたかったのに。


CL出場チームに移籍してくれたおかげで、やっと彼の成長ぶりが見れることになりました。
なんだかんだ言って、日本のメディアから間接的に彼のプレーぶりを知るだけで、自分で見ていた訳ではないから評価のしようがないわけです。
その日本のメディアだって、きちんと観戦した上で文章書いたのかどうか怪しいわけですし。


果たして


本田はセードルフみたいなプレーをしていました。

まさに、あの、アンチェロッティのクリスマスツリー(4-3-2-1)時代のセードルフ。
トップ下でポストプレーをしながら、ペナに入るか入らないかのところからミドルを放ち、FWよりも怖いプレーをする。


ちょっと褒めすぎかな・・
でも少なくとも、前半に関してだけは、チームで一番ゴールに近かったのはクラシッチではなく、彼でした。

フェンロの4-3-3時代にもそんなプレーぶりだったのかどうかがやっぱり分からないんですが、少なくともCSKAモスクワの公式戦初戦では、そんなプレーをしていました。

大体、日本人でああいう筋肉の付け方するって時点で他に例を見ない。
実際、試合でも重たそうに走ってるんですよね。
ドリブルもぜんぜん速いわけでもない。
ただ、あの2列目の位置で、しっかりポストプレーができて、無理やり振り向いてミドルが打てる。


要するに「日本人」っぽくないMF。


普通にセリエAとかでやれそうな感じ。
比べるなら、ヘススナバスの方がよっぽど日本人っぽいプレーだと思う。
脱線しますが、彼、スペイン代表の中盤で居場所があるかどうかは疑問・・
強いて言えばダビドシウバのバックアッパーになれるかどうかって感じですか。


話を戻すと
メンタルにしても、あれは元からなのかもしれませんが、日本人的見方からすると、ビッグマウス。
でもたぶん、ヨーロッパ選手なら、あんなもんだと思う。


一人の日本人選手として、非常に興味深い成長をしていると思いますが、それがじゃあ日本代表に入って上手くやっていけるのかというと、そこはまた疑問ですね。
あまりにも日本人ぽくなさすぎる。



あ、試合内容は、まあ、CLの中ではつまらない部類ということで、あまり触れませんが、何ていうかなあ・・
まあセビージャが0-1で勝ってたとしても、ありゃGKアキンフェエフのミスで取れた点だから、運よく勝った、だったろうし、実際には1-1だったわけですが、そのCSKAの同点ゴールだって、あんな出会い頭のミドルが入る確率なんてプロでも滅多に見ない類のものだし・・

まあ、CSKAがかろうじてホームで引き分けに持ち込めた、というのが一番しっくり来るのではないでしょうか。

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