【コラム】2010W杯を終えて

・スペインの優勝。
・決勝トーナメント1回戦で敗退の日本。

いかにサッカーに興味がない人でもこの二つくらいは知ってるはず。



・4人の得点王誕生。

少し話題にエッセンスをふりかけるならば、この辺か。
しかし、これ以上に詳しく喋ろうとすると、興味を失くし、別の話題を求める人、多数。




といったあたりが、今の日本かと。


遠い昔、深夜に「プロ野球ニュース」というテレビ番組があった頃、散々プロ野球のVTRが流され、そろそろ番組終了かという頃に、数分だけ、サッカーのニュースが申し訳程度に入っていた。
いつサッカーのニュースになるか分からないので早目からスタンバイして、長い間待たされていた記憶がある。

あの頃の僕の野望が、「プロサッカーニュース」がそれに取って代わることだったことを考えれば、今、それは(番組名は違えど)達成されている。
サッカー専門番組も増えているように思う。



にも拘らず、プロ野球選手とプロサッカー選手の年俸には何故こんなに差があるのか。


この違和感はなんだろう。

野望の先の先に実はあった、「真に願っていたこと」に近づいているのか、ふと疑問に思う。



放送を観た人が興味を持ち、次の日の話題にする
Jリーグを観に行く人が増える
オフサイドを説明する機会がめっきり減る
野球よりサッカー、と思う子供が増える
Jリーガーへの夢が絶たれた選手への支援体制が強化される
J1主審の1試合の審判代が12万円から50万円になる
totoから還元金で全てのサッカー場が芝になる
JFA選手登録が200万人を超える
サッカーでの怪我に特化した整骨院や整形外科が増える
毎年のように「10年に1度の逸材」が現れる
プロC契約を3年で終えたJリーガーへの職業斡旋優遇措置設置
日本代表の試合がある日の夕方には、うちのオカンですらソワソワしている
最初に戻る



そんな上昇ループを描けるように、サッカーニュースは放送されているのだろうか。
ただただ、視聴率を高くすることだけを目的に、内容が作られていないだろうか。


(でも、幾つか例外はあって、やべっちFCで「ここが巧!」が始まった時は、そのコンセプトが本当に嬉しかった。)


急ぎすぎると、揺り戻しが起きる。


blogやTwitterで文句言うことが、先の上昇ループに寄与するか?
自分がフットサルを毎週やることが、先の上昇ループに寄与するか?

自分がチケット4枚買って、友達を国立に連れて行くことは?
スカパー!に定期的にお金を払い続けることは?
このblogを細々と続けることは?



これから4年間は、この
「上昇ループに寄与するか」
という観点で、サッカーと付き合うことにしました。



【コラム】日本代表がもたらした二つの衝撃

このコラムは2010年W杯、日本代表のデンマーク戦後に書いています。

欧州中堅国に対する3-1での勝利と、2010W杯グループリーグ突破。つまり、ベスト8への挑戦権。
これが、日本代表が「表向き」成し遂げたこと。

一方、日本代表が、サッカーファンやプレイヤーに与えた「裏向き」の衝撃も大きい。


■一つ目の衝撃「今後、日本国内でどんなサッカーを広めればいいの!?」

世界平和を望むなら、日本語で唱えるべきではない。
より多くの人間に届く、英語や中国語でそれを唱えるべきだということです。
何故なら、日本だけが世界平和を望んでも、国家間の争いは他国とやるものだからです。


これまでの日本代表のW杯での戦績は、(自国開催の2002年を除き)惨憺たるものでした。
代表サッカーの戦術が国内のトレンドになる日本においては、たとえ、それが負け戦であろうと、最新の流行として、国内サッカーで流行っていきました。
しかし、今回の日本代表は、あるテーゼを叩き付けた。

「世界に認められるためにはまず内容より結果(勝利)」

である、と。
皆、何だかんだ言いながら、負けるより勝った方が嬉しいことを今、実感していて、そして、今の日本はバルセロナ風よりインテル風を選ぶ事の方が近道であることに気づいてしまったわけです。

たとえ、それが不恰好な勝ち方でも。
不恰好というのは大いに語弊があることは自覚してます。
必ずしも「視聴率」とか「人気」に直結しない、という意味での不恰好、です。
ことサッカーに関していえば、勝った方が強いわけで。
不恰好もへったくれもない。

(クライフみたいな人は結果を出してるから内容にも言及できるわけで、しかも特別なので真似すべきでない)

そして、ついに2010年、世界における日本の立ち位置が明確になったわけです。
国内だけで通用してるようなサッカーでは勝てないと。

あくまでジャイアントキリングのための戦術。
それが、独りよがりでない、今回の日本サッカー。
きわめて論理的。

今回の日本代表は、結果的にああいう布陣になってます。
ちょっと言い換えると「相手を見極めて」ああいう布陣になっている。

あの相手だから、ああいう布陣になっている。
自分たちがどういうスキルリソースか見極めて、ああいう布陣になっている。


これを敷衍させて、国内のサッカーチーム(特にアマチュアのチーム)にも、こういうトレンドが流行って欲しい。

すなわち、「勝利のための布陣」。


そのメンバーで、そして立ち向かう相手にどうやって勝利するか。
そんなのはトレンドじゃなくて、個別のものだということです。
これは、これまでの日本の「教科書的一方向前へ習え世界」から抜け出るいい機会となります。


これこそが、中田英寿のいう、「練習でしか使えない技術」をなくしていく、一歩になると思います。





■二つ目の衝撃「本番で、練習以上のことができるのか!?」

もう、当たり前のこととして語られているセリフ。
「練習でできないことは、本番でもできない」
という、これ。

今回の日本代表を見ている限り、これを覆してしまっているのですね。
ドイツW杯が終わってからの4年間、直前の親善試合ですら、一度としてやっていなかった内容を、本番(W杯)で披露している。

それも、布陣や内容だけでなく、結果まで。
傍から見ている限り、どうしてもそのように見えるのです。
なぜか成し遂げちゃってる。

それらを、岡田監督はいつから準備していたのか?
ということが最大の疑問。


僕には選手が、W杯が始まってから、自分たちでシステムを成長させているようにしか見えない(そういう結論を出さざるを得ない)です。

肌で相手の力量を読み取って、自分たちならどこまでやってみて大丈夫かを探れている?

俺はこの相手にはボールキープすべきでない、とか
あの9番が浮いてるからアドリブでフォーメーションを変えて対応してみよう、とか


それって、監督じゃなくてピッチにいる選手の成長ですよね・・


実際の所が知りたくてしょうがないです。
どこまでが監督が準備した結果で、どこからが選手の成長の結果なのか。


W杯が終わったら、そういう部分を明らかにしてくれる、的確なインタビューを期待しています。


個人レベルでいうと、また話は別になります。


先に不恰好、と言いましたが、デンマーク戦では全てのサッカーファン、選手が憧れるような「試合で使える技術」を披露した人がいました。


あれに憧れるのは良い。
(先に書いた戦術をマネするのではなく、実戦技術という意味で)

そしてどんどん、所属するチームの戦術として使えるレベルに持っていって欲しい。

ただし、あれに関して言えば「練習でできないことは、本番でもできない」という不文律にのっとった、たゆまぬ努力によるものであるということ。
そういうバックグラウンドがあることを知った上で憧れて、練習して身につけてほしいと思う。


どれだけの練習をすれば、世界の名だたる選手が枠に飛ばないジャブラニを、枠に飛ばすだけでなく、得点にしてしまうのか。

どれだけの練習をすれば、平気な顔をして海外のガタイのでかい選手のマークをものともせずにボールキープし続けられるのか。

どれだけの練習をすればあの境地に達せられるのか、正直、素人である僕には想像つかないです。


ほんと、尊敬します。
あの選手たちを。

【コラム】4-4-2と本田圭祐

「4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する」/杉山茂樹(光文社新書)


という書籍がある。
僕は2009年6月にこの本を読んだのだが、出版自体は2008年3月。

結果を知った上で株の買い方を伝授している詐欺的ノウハウ本と似たところは確かにあって、試合結果を見た上で、その布陣の功罪を説いている。

とはいえ、うなづける部分もある。


この時点で、すなわち2008年3月の時点で。著者である杉山氏は、はっきりと、明確にこう書いている。

「選手の体力は90分もたない。その前提で戦術を考えねばならない。」と。


親善試合である日本×オランダ戦が行われたのが2009年5月。


現日本代表監督はそのとき気づいたかのように、「90分動ける体力をつける必要がある」などとのたまっている。
Jリーグが発足してからもう18年も経ってるのに・・


90分動き続けることができない、などということは、杉山氏の言を借りるまでもなく、サッカーの歴史が証明していること。
ガットゥーゾやクリシーなど、稀なケースはあるにせよ、チームを「11人からなるひとつの有機体」と考えれば、この定説はまったく正しいと思う。


「だから、格下のチームである日本代表は、相手チームごとに、対応するフォーメーション(=工夫)が必要なのだ」


と、杉山氏は説いている。



布陣だけで何もかも決まるとは思わないが、一理ある。

逆に、机上のフォーメーションにはあまり意味がない、とも言える。
トルシエの3-5-2は、相手によっては8-2だった。


そして、日本代表がグループリーグで戦う相手国がどこなのかも、もう分かっている。


要点としては・・

(1)体力は90分続かない
(2)相手ありきの布陣(工夫)が必要
(3)相手より点(勝ち点)を取ること


えっ



いつ本田圭祐が出てくるのかって・・?




すいません・・前フリが長すぎたので例によって二回に分けます・・

【コラム】シティ!シティ!シティ!

City:
FW:アデバヨル ベラミー
MF:ロビーニョ バリー アイルランド ライトフィリップス
DF:レスコット ダン コロ リチャーズ
GK:ギヴン


お金にモノを言わせやがって・・


的な報道をされがちなマンチェスター・シティ。

要は、単なる(誰かの)ヒガミですから。
フットボールファンは、そんなことより、面白いサッカーが見れればそれでよいはず。


なのに何故、そんな「合計何千万ポンド」的報道をするのでしょう。
政治力が武器なら、経済力だって武器でしょう。
美貌だって武器で、宣伝力だって武器。
ぶっちゃけ暴力だって武器。

お金かければ勝てるわけではないことは誰だって知ってるのに、何でそんなに僻むかな?

ここにもバカなメディアの偏った報道がなされていると感じます。


そんなことより、上記のスタメン見てくださいよ!!


これはどうしたって見たいでしょ・・


ブラックバーン戦を見たんですが、気になったのは、連携の悪さと既存メンバーの判断力の遅さ。
前者は時間が解決するか、またはエゴで瓦解するか。
後者はもちろん一流選手ばかりなので、周りの移籍組に合わせて上げてくるんでしょうけど、それに加えて、以下をご覧ください。


City:
FW:アデバヨル(サンタクルス、ジョー) ベラミー(テベス、ボジノフ)
MF:ロビーニョ(ペトロフ) バリー アイルランド(デヨンク) ライトフィリップス
DF:レスコット(シウビーニョ) ダン コロ(ベンハイム) リチャーズ(ブリッジ)
GK:ギヴン


このサブの豊富さ!


ぶっちゃけアーセナルやリバプールより具だくさんじゃないですか!


バリーが守備的でアイルランドがシャドーストライカー的なことを考えると・・
僕だったらロビーニョをセンターに使いますね(!)
いや、もし手持ちが俊輔だったら僕だってサイドに置きますけど(俊くんゴメン)、ロビーニョだったらセンターで賭けてみる!


その価値はあると思うね



して、センターをダンと組ませる(!!)




あとは、マークヒューズが奈辺に目標を置いているのかということですが。




今季だったらリバプールかアーセナルは食えるんじゃねえかな・・(悲)

【コラム】08-09年のプレミア

タイトルは
「1997年のダイアナ」/黒沢秀樹
をモジってみたのですが、イマイチ普通に見えてしまう、この、アイデア不発加減・・


■パワーバランス
誰の目から見ても、今季のプレミアはBIG4ではなく、BIG1であった。そう言って良いでしょう。
その下に、2位を争うチーム(リバプール、チェルシー)がいて、その下に、CL予備選またはEL出場を目論む数チーム(アーセナル、エバートン、アストンビラ)がいたと。

おさらいをしとくと、こんな順位でした。

1 マンチェスター 90pt(CL)
2 リバプール 86pt(CL)
3 チェルシー 83pt(CL)
4 アーセナル 72pt(CL予備選)
5 エバートン 63pt(EL)
6 アストンビラ 62pt(EL)
7 フラム 53pt(EL)

7位がフラムってのが、何か、予想外といえば予想外。
そしてそのフラムに1pt差でスパーズ(レドナップのスパーズと限定しておく)が迫ってたってのも凄い・・
ウェストハムもスパーズと同ptですからゾラは監督としても素晴らしいのでしょうね。

とはいえ、一歩プレミアの外に踏み出してみれば、そのBIG1が、ガチでやって2-0で完敗するチームがいて。
ヨーロッパという観点で見れば、08-09シーズンはFCバルセロナの年であったと、内容/結果ともに、そう切れる年だったなあと思います。
ちなみにリーグ戦はバルサ×セビージャしか観てませんが、圧巻でしたね。

CL決勝もそうでした。
華麗さで一時期のアーセナルと同等、更に実力(結果)を含めると比肩できるチームは他になし、でしょう。
三冠ですからね・・

「2015年のサッカーを先取りしているようだ」

とはズラタンの弁。
彼ならあのサッカーできるでしょうね・・


問題は、「誰でもできない」というところです。

歴史的に、「勝てないチームはパスサッカーもできない」ことが実証されてます。
果たしてそれで「2015年のサッカー」といえるのかどうか・・



あとは・・ハルシティが17位まで落ちちゃったのが残念です・・


■選手層

アルシャヒンが「僕のように即戦力になれるベテランをもっと獲らないと・・」と言った、まさにそのままの結末になってしまったアーセナル。
セスクが怪我して数試合休んでる間、中盤がデニウソンとソング(無理してエブエ)しかいないっていう状況は、優勝争いするにはさすがに厳しいです。素人目から見ても。
セスク&デニウソンでも厳しいと思う。
誰もが思ってるでしょうが、フラミニやジウベウトのような相棒がいないと可哀想です。

ただ、一つ言えることは、その環境下でナスリがめちゃめちゃ成長したということ。
これ、あまり言及されていませんが、今季のアーセナルでの一番のトピックと思います。
単に4-4-2の左右で使われるメンツ(アーセナルでいうところのウォルコット、エブエ、ロシツキ、フレブ、アルシャヒン的メンツ)ではなくなりました。
もはや、「プレミアリーグにおけるセンターミッドフィルダー」と言って良い選手になったと思います。


「トーレス級をあと2〜3人」と言うジェラード。
そうすれば優勝により近づけるそうです。
リバプールの中心選手の言ですから、かなり信憑性は高いのでしょうが、実現可能性があるのかどうか・・
そもそもトーレス級ってそんなにゴロゴロいないでしょ・・

確かに今年2位だったとはいえ、あの選手層の厚さの違いで大きく差が出ているユナイテッドとリバプール。
下手したら来季はまた3位か4位になってしまうことを肌身で感じているのでしょう。
ダビドシルバが取れてもアロンゾ出しちゃったらダメなんですよ!



■夏の移籍
オランダはエールディビジからの流出を楽しみにしています。
(とはいえ、オランダリーグがそういう立場になってしまっていること自体は憂慮すべきではあるんですが・・)

分かりやすいところで言えば、ケジュマン以降、得点王は全員、海外流出してます。
つまり、今年で言えばエルハムダウイはAZから出ちゃうでしょう。きっと。
どこのリーグに行くのかな。
ファンハールがバイエルンに行っちゃうことからして、AZからの大量流出が危惧されます・・

リーグ戦の結果から言えば、トゥエンテやヘーレンフェーンの選手たちは、そのまま流出しても良いと思うんですけど、どうしてもアヤックスやPSVを経由しちゃいがちです。
やはりそこは名門という肩書きとか、財政面、施設面では大きく他クラブを引き離しているのでしょう。
(AZでいえば以前のスタジアム(アルクマールデルハウト)はほんと優勝争いしてるチームの施設とは思えませんでした)

4〜5人くらいはダイレクトにプレミアに来ても良いと思うんですけどねえ・・


しかし、何でバリーがマンCなの!?
悲しすぎます・・





08-09シーズンは個人的な仕事の都合上、ほとんどblogを書くことができませんでした。
特に平日は殆どホテル住まいであったため、Week Day (つまり水曜日)に開催されていた試合(特にCLやFAカップ)はかなりの確率で観戦できませんでした。
無念でした・・


来季はもうちょっとたくさん観たいです

しかも現地で!(希望)

【コラム】ファンハールが報われる日

小野伸二の日本復帰を機に、エールディビジから撤退した日本の放送局。
あれからはや2シーズン?3シーズン?


あるシーズンは主力が数多く抜けるもPSVやアヤックスと優勝争いを繰り広げ(ていたらしい)、あるシーズンは更に主力が抜けて不振にあえぎ監督解任かという時期を迎え(ていたらしい。そして選手の抗議によりクラブが結論を翻したとか)、そして、今現在、08-09シーズンを迎えている。


あの栄光のアドリアーンセ時代を引き継いだ、ファンハールが、だ。


何をもって「栄光」と言っているのか。
私の中では、それは結果ではなく、勝利に至るプロセス。
どれだけ私が魅了されたかでもって栄光の度合いを計っている。

2005年10月頃の日記を引用してみよう。
まだこの頃はblogに移行しておらず、自分でセコセコとHTMLを書いていた。
2005.09.18 AZ×アヤックス
 AZ!
 AZ!!
 これでもスカパーはヘラクレス戦を放送するか!
 三強とあたらない限りAZ戦が観れないのはおかしいだろ!
 前半は消しあう感じのつまらない2-2でしたが、後半はもうAZが支配。
 特にファンハーレンとランツァートを中心としたパスワーク!
 見事としか言いようがないです。
 アルベラーゼが話題に挙がるようですが、今日の試合でいえばペレスが主役ということで。
 逆に今季のアヤックスは相当心配。
 セクティウィはまた髪を伸ばしてくれないとランツァートと見分けがつかないので困る。
ファンハールという人物を知らない方も多いかもしれない。
いや、そもそも、どこのサッカーチームの話をしているのだと思われるかもしれない。

一時はアヤックスやバルセロナで指揮を執ったこともある「監督」である。
何をもって「一流」とするかは曖昧なところがあるので、あえてそれをつけないでおく。


そして今は、彼が選手として過ごしたことのある、AZアルクマールというオランダのプロサッカーチームで指揮を揮っている。


冒頭の理由から、このチームの、ひいてはオランダリーグ自体の情報を得るにも日本国内からでは至極不便で、一生懸命ググった末にたどり着いたサイトが、
「AZアルクマール戦が観たい貴方へ」
と銘打った自分のコラム
だったりする・・orz


そのAZがついに今シーズン、オランダ1部リーグで優勝しようとしている。
私の見ていない中で。
私が一度も見ていないチームで。
私が一度も見ていない戦術で。
私がまだ訪れていない新しいスタジアムで。

ついに。
ついにだ。

いわゆる主力メンバーも様変わり。
私の知っている「主力」は、もはやデンベレ、デゼーウ、スハールス、ヤリエンスのみ。


当時の「栄光のAZ」から輩出された選手達を追ってみると・・

ティメル(現役オランダ代表)
マタイセン(現役オランダ代表)
デゼーウ(現役オランダ代表)
スハールス(現役オランダ代表)
ランツァート(元オランダ代表)
デクレル(元オランダ代表)
オプダム(元オランダ代表)
ペレス(元デンマーク代表)
ファンハーレン(元オランダ代表)
アルベラーゼ(元グルジア代表)


綺羅星のごとく見えるかと思いましたが、普通に地味ですね・・

何でだろ・・


そして、ついにヘーレンフェーンを差し置いて、AZから得点王も誕生するであろう予感。
その選手の名は、エルハムダウイ。
モロッコ人。
(とはいえ、ヘーレンフェーンのプラニッチは今のところ得点ランキング2位・・何たるDNA・・)


当時、パスサッカーで鳴らしたAZも、優勝しようかという今季は、カウンターサッカーを多用するチームに変身した、とはスポナビ中田氏の弁

新スタジアムのネーミングライツを買ったDSB銀行も、今頃はさぞかしホクホクだろう。


そんな名実ともに「栄光のAZ」を見るには。
もう、本田圭祐がPSVだかアヤックスに引き抜かれてくれるのを祈るのみ・・

そうするとまた日本の放送局が放映権を獲得してくれるかもしれない。
まあ、いずれにせよCLでAZが見れますからね。


というわけで、2009年5月。
順調に行けば、このAZアルクマールというチームを率いて、ファンハールはオランダリーグを制覇しようとしているのだ。

監督として。




・・・何をもって「一流」とするかは曖昧なところがあるので、あえてそれをつけないでおく。

【コラム】リバプールのリーグ優勝について考える

18年間も(!)リーグ優勝がなくて、そろそろ年を越そうかというこの時期に、「まだ」首位にいる。
8ptもユナイテッドに差をつけて、チェルシーと同点首位にいる。

そりゃジェラードも筋断裂して親善試合(対ドイツ戦)を休みますよ。
(=怪我ということにして休養に充てますよ)

【その1】ズル休みを容認してくれ

ここ最近のジェラードの不調(彼にしてはあまりにも消えすぎ)も、そういうことなら頷けます。
陵南戦の前半に体力を温存していた流川(from スラムダンク)みたいなことだと、そう信じたい。
年明けにスパートをかけられる、そんな体力を温存しているのだと、そう信じたい。


いやいや、それくらいのこと(代表ズル休み)したっていいじゃないっ!
今この時期、代表の親善試合が大事かクラブが大事かって、クラブに決まってんじゃないすか。
だから正々堂々と休ませてあげたっていいじゃない!


他のメンバーは殆ど代表に取られちゃいますが、キャラガーとジェラードが代表に選ばれないってだけで、その後のリーグ戦でかなりの優位性を保てる気がします。


【その2】今季の対戦運

第12週のボルトン戦(0-2で勝利)前のカーリングカップ(対スパーズ戦)のスタメンをご覧下さい。

Diego Cavalieri
Andrea Dossena
Daniel Agger
Sami Hyypia(cap)
Philipp Degen
Ryan Babel
Lucas Leiva
Damien Plessis
Nabil El Zhar
David Ngog
Fernando Torres

ほぼ主力はおりません。
(アッガーはシュクルテルが怪我するまでほぼベンチウォーマーだったため出場、トーレスは怪我空けのリハビリ程度の感じで出場)


更に言うなら今のスパーズ powered by レドナップはガチで相手にしない方が良い。
ああいう、一時の恋の魔法にかかったようなチームは、魔法が溶けるまでそっとしておくに限ります。

ラファは「(カップ戦含めて)全部勝ちたい」なんてそりゃ外向けには言ってますが、ロッカールームでは実際どうなんですかね?
もちろん「おまえらサブの活躍をちゃんと見てるんだぞ」とは言うでしょうが、この辺でカーリングカップ敗退しておいた方が、あとあと都合が良い、という風にきっと思ってるはず。
何だったら今のうちにFAカップも切っておいた方がより良いかもしれない。


2008/12/13 ハルシティ
2008/12/21 アーセナル

まではそれほど強豪と当たるわけでもなく淡々と勝ち点を積み上げられる計算。
ハルシティ=強豪になるとは誰もが計算外だったでしょうが、今のアーセナルよりよっぽど手ごわいと思います。
更に年が明けても2009/01/19のエバートン戦まではまた淡々と。


【その3】選手層

本来ならばこれは嬉しいニュースなのでしょうが、シャビアロンゾとカイトが絶好調なこと。
あまりに好調すぎて心配です。

今季は、かの有名な「ラファローテーション」を実施していない都合上、スタメンにやたら負担がかかっている気がしています。
特にセンターは層が薄いなあ・・

上記のカーリングカップのメンバー見てもらうと分かりますが、これがサブです。
主力の3人(ジェラード、マス、シャビアロンゾ)の誰かがコケたらプレシとかルーカスが出てくるわけですよ。

これは心配だ・・


休める時に主力を休ませるような施策を採用していただきたい。
できれば冬に中盤を一人取った方がよろしい。
ぼかあパーカーとか好きだけどね。ペトロフ(スティリアンの方)も良いね。
スペインコネクションが良ければアルテタとかどうかなラファさん。
予定どおりバリーでも良いですが。
あと左SDFね。
ドッセーナは却下。レスコットあたりどうですかねラファさん。



【予想の結論】
ズル休み容認と、冬に2選手獲得でリーグ優勝!

入院しておりました

わたくし、9/19(水)〜10/03(水)にかけて入院しておりました。
右膝前十字靭帯断裂による、靭帯再建手術を受けておりました。

退院はいたしましたがいまだ松葉杖です。
サッカー復帰は来年夏頃になる見込みです。

車椅子や松葉杖を実際に使って初めて分かる、「生活のしにくさ」。
そして、リハビリの過酷さ、大変さ。

車椅子や松葉杖を使って社会生活をされていらっしゃる方々の苦労を、身をもって体験しているところです。
そしてプロアスリートの方々の靭帯断裂からの復帰の大変さも、身をもって体験しております。
まったく尊敬に値します。

よく、マスメディアなどで、
「○○選手が靭帯断裂の重症を負い、今季絶望」
などと一行ぽっちで報道されますが、その裏には、とても過酷なリハビリが
待ち受けており、以前のレベルにまで復活することはとんでもない努力が必要なのです。


サッカー評もそのうち再開いたしますが、録画が溜まりまくっておりますので、追いつくまで少々お時間をいただくことになりそうです。

【コラム】新生ベニテス号

日本ではアンリ移籍の影に隠れがちですが、この夏最大の移籍といえば、アンリではなくフェルナンド・トーレスのリバプール移籍といえましょう。

かつてカイトがフェイエのアイドルであったように。
トーレスはアトレチコマドリーのアイドルなわけです。

よくぞリバプールに来てくれたと思います。
アトレチコマドリーでの彼の活躍というものを僕は見ることができていません。残念ながら。
スカパーとWOWOWの両方を契約する程に裕福な人ってどのくらいいるのでしょうね?
ただ、スペイン代表での彼は何度か目にしています。
いずれにせよまだ23才。慣れるまでに1シーズンかかったとしてもまだ24才。
ベラミーなき今、今季の出番はノッポと半々くらいかもしれませんが、来季にはカイトとの2トップが確定していることを切に願います。


これに加えて、衝撃的なニュースが。
あのベナユンが!
リバプール移籍!
ウェストハムは、よく彼を放出しましたね・・
(リュングベリを取れる見込みが既にあったのかな?)

テベスが台頭するまでのウェストハムを率いていたのは、誰が見ても彼でした。
無論、彼自身が希望したのだと思いたいですが・・一応、この移籍に関する本人のコメント(と思われるもの)を引用しときます。

これは僕にとって、大きな前進だ。自分のキャリアで最も重要な移籍であることは間違いないね。僕にはタイトルを争う機会がなかった。CLに出場するチャンスもね。ウェストハムでは美しい2年間を過ごしたよ。だから、移籍を認めてくれたことを感謝している

彼の加入により、右サイドが固定し、ジェラードが中央でプレイできることになるのだと、僕は(ラファも?)考えています。
問題は、ペナントがバックアッパーという立場を甘受してくれるかどうか、でしょう。


更にあのバベルが!
リバプール移籍!
アヤックスは、よく彼を放出しましたね・・

AZを追っかけていると、イヤでも彼のプレイが目に入ってきます。
それも厄介な存在として。
それはオランダ代表(ちなみにフル代表)であったり、日本で放送されるオランダリーグのおおよそがアヤックス戦であったりすることから、です。
僕のイメージでは、リバプールでは左ウインガー。
トーレスの方が、よりFW的というイメージです。

あーでも、それは単にオランダ代表ではフンテラールとか、ニステルといった、「生粋の」FWがいたせいで、そう思っちゃうのかもしれません・・

右をベナユン、左をバベルが切り裂く様を想像しただけで来季が楽しみです。


しかしその代わりに出て行ってしまった選手も。
ルイス・ガルシア、クレイグ・ベラミー、ゼンデン。
彼らは、もはや主力と言えた選手。


new Liverpool:
FW:トーレス(バベル) カイト
MF:バベル(キューウェル) シャビアロンゾ ジェラード(モモ) ベナユン
DF:リーセ アッガー キャラガー フィナン
GK:レイナ

あえて無視してる選手もおりますが、そこは気づかないフリでもしておいてください。


【コラム】U-21オランダ優勝に寄せて(エールディビジ編)

日本では全く報道されませんが、U-21欧州選手権において、またもやオランダが優勝しました。
昨年に引き続き、連続優勝です。

去年はスカパーで放送されていたのに、今年は完全無視です・・怒

ということで見ていないものは書けないのですが、できるだけ書ける範囲で・・


昨年のスタメンをおさらいしますと、

Nederlamds(昨年):
FW:カステレン フンテラール ホフス
MF:デゼーウ アイサティ スハールス
DF:エマニュエルソン フラール ライリンク ティーンダリ
GK:フェルメール

この、去年の主力はフンテラール、ホフス、アイサティ、スハールス、デゼーウといったあたりでした。
アイサティなんてかなり飛び級です。
メドゥンはずっとサブ・・
本来、この主力に入っているべきメンバーが多数いないことにお気づきでしょうか。


Nederlamds(今年):
FW:リフテルス(69ブラインス) バッカル バベル
MF:ドレンテ(78ベーレンス) マドゥロ デリッテル
DF:ピータース(89ヨンアビン) ドンク クライスバイク ザイフェルローン
GK:ワーテルマン

すぐに気付かれると思いますが、今年はバベルとマドゥロがいるわけです。
去年メンバーにいなかったのは、フル代表としてドイツ行ってたからなんですね・・
ついでにいうと、去年ラフィやスネイデルもこのメンバーに入れる条件を満たしていたんですが、彼らはとっくにフル代表に定着済み。

更に言うと、スハールスとアイサティは怪我による負傷で不在(なだけ)です。
で、今年もずっとサブだったメドゥン・・(哀)

このあたりの怪我情報はスポナビから引用しましょう。

大会前にけがで離脱した選手(エマヌエルソン、アフェライ、スハールス)、大会中にけがをした選手(アイサッティー、フラール、ワーターマン)、大会中不調だった選手(メドゥンジャニン、イェナー)


さて、将来が楽しみな選手の揃うエールディビジですが、まずスネイデルの移籍がどうなるかというところがトリガーになって、その他が動き始めると思われます。
(カルボーニが解任されたことでスネイデルのバレンシア移籍は白紙になった模様)

あとはフンテラール、バベルがもう一年、エールディビジに残るのかどうか。

この人たちが全員出て行っちゃうと、アヤックスは三つも枠が空くのですね。
そうすると、どこから補充するかという話になり、それは必然的にAZ以下の1部リーグの選手達、またはUEFA圏の無名選手ということになります。


まあ、まだこの辺の移籍市場のことについて書くのは早過ぎるんですよね・・
主要国が決まってから、オランダが決まっていく流れですし・・

さらにアヤックスもAZも、オフィシャルサイトがですねえ
英語を選ぶと情報量が物凄く減るんですよ・・
かといってオランダ語読めないし・・


以下、希望も含めて分かったことを少し。

AZですが、どうやらオランダ代表左SDFデクレルをフェイエに放出しちゃったらしいです。
(レンタルで出していた)メドゥンヤニンの復帰が望まれるところです。
あと、オランダ語ちゃんと読めませんが(恥)、何となくスハールスが契約更新したみたいで一安心・・
どうやらファンハールも残るみたいだし。ひとまず良かったです。
ランツァート帰って来ねえかな・・

うう
オランダ語わからない・・
Verdedigerはディフェンダーだなきっと。
でショタがAanvallerだからこれはフォワードだ。


PSVはコクーが引退。アレックスがミランかチェルシーに行くという噂。
これでアフェライとコネが出て行こうものなら、さしものPSVと言えどタダでは済まない気がします・・


最後に情けないフェイエについて。
よっぽど尻に火がついたんでしょう。
ファン・マルバイクを呼び戻してしまいました。
情けない・・ホント情けないよ・・

メンバー見てるだけだと、結構すごいけどなあ・・
ホフスにグリーンにカステレンにハイセヘムス(元AZ)に、デグズマン、ブサボーン、ティーンダリに、今回の優勝の立役者と言われているドレンテ・・。
で、デクレルも加入だしなあ・・


あ、今、フェイエのホームページで、まだカイトの写真がちらっと残ってるのを発見。

懐かしいです。
ってか、早く消せっつの・・


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